住まい

【羽毛布団のお手入れ】正しい干し方・メンテナンス・収納のコツ

快適な寝心地を保つための羽毛布団の上手な使い方

軽くて暖かい羽毛布団は、一度使うとその寝心地の良さから、手放せなくなる寝具の一つですよね。一般的に、羽毛布団の寿命は10年~15年といわれていますが、正しいお手入れをすることで、それ以上使い続けることは十分に可能です。

ここでは、快適な寝心地をキープするための上手な使い方をご紹介したいと思います。

布団カバーを掛ける

羽毛布団の側生地の汚れや擦り切れ防止のためにも、必ず布団カバーを掛けて使用しましょう。布団カバーを掛けることで、保温力もさらにアップします。

布団カバーは、羽毛布団の実サイズに合ったものを選び、こまめに洗濯をして清潔を保ちましょう。綿100%のものがおすすめですが、冬場はべロアや毛足の長い素材のものを選ぶと暖かく、寝心地がぐっと良くなりますよ。

起床後に羽毛布団をしまうタイミングは?

私たちは、一晩にコップ1杯分の汗をかくといわれています。羽毛布団は吸湿・放湿性に優れているのが特徴ですが、起きぬけは自身の体温で温められた熱や湿気がこもっています。

起きてすぐにしまうことは避け、しばらくそのままにして熱や湿気を発散させてから押し入れにしまいましょう。

日に干すときはカバーをつけて

羽毛布団は吸湿・放湿性に優れているので、頻繁に日に干す必要はありません。月に1~2回、夏は表と裏を格30分、冬は表と裏を各1時間ほどを目安に干すのがおすすめです。

その際、紫外線による側生地の劣化を防ぐため、カバーをつけたまま干しましょう。羽毛布団は、普段から風通しの良い場所に広げておくのも効果的ですよ。

日に干せないときには布団乾燥機を使う

天気が悪い時や、なかなか日に干すタイミングが合わないという場合には、布団乾燥機を利用しましょう。

ただし、羽毛布団は高温にさらすとダウンボールがわれやすくなり、保温力が低下してしまうため、布団乾燥機を高温(70度以上)で使用するのはNGです。

温度調整ができない布団乾燥機の場合には、羽毛布団と乾燥機の間に毛布を1枚挟むと良いですよ。布団乾燥機の使用中は部屋の換気を行い、布団から出る湿気を追い出しましょう。

羽毛の片寄りを整える

羽毛布団の膨らみが片寄って凸凹している部分がある場合は、周囲の羽毛を軽く叩いて空気を含ませて均等に整えてあげましょう。

初期の片寄りは布団の両端を持ってパタパタすることである程度は元に戻ります。キルティング部分の埃もブラシで取り除きます。

正しい羽毛布団のお手入れ方法

羽毛布団を良い状態で長持ちさせるためには、やはり日頃のお手入れが大きなカギとなります。羽毛布団は寝心地の良さから人気が高いものの「正しいお手入れ方法が分からない」という声も多く聞かれます。

ここでは、羽毛布団の正しいお手入れ方法をご紹介します。

汚したときのメンテナンス

ジュースなどを羽毛布団にこぼしてしまった場合は、まず乾いたタオルやティッシュペーパーなどで水分を拭き取ります。

汚れがひどいときは、中性洗剤を含ませた布に汚れを移すイメージで軽く叩いていきます。そのとき、決してこすらないように注意しましょう。

ある程度汚れが落ちたら、洗剤が残らないように水拭きして日陰干しをします。手順は洋服のシミ抜きと同様です。

破れなどのメンテナンス

羽毛布団は、羽毛が飛び出さないように特殊な加工が施されていますが、ミシンの縫い目や小さな穴などから出てくることも。出てきた羽毛を引き抜くと、その穴をさらに大きくしてしまうので、まずは押し込んでみてください。

専用の補修布があるときには、穴や破れた箇所に当てて補修すると良いでしょう。ご自身で治せないほどの大きな穴や破れは、リフォームを利用するのも一つの方法です。

羽毛布団に掃除機はNG!

掃除機は埃を吸い込むのと同時に、側生地内部の空気を外側から吸い出すため、羽毛布団に掃除機を使うのはおすすめできません。ブラシが回転するタイプのノズルの使用は避けましょう。

また、布団叩きも側生地を傷める原因となるのでNGです。羽毛布団の埃を取りたいときには布団専用の掃除機を軽く掛けるか、乾いたタオルで拭き取ると良いでしょう。

クリーニングで丸洗い

羽毛布団を長持ちさせるためには、定期的に専門のクリーニングで丸洗いするのもおすすめです。

丸洗いすることで、小さくなっていたダウンボールが再びふっくらとし、真新しさのように生まれ変わります。クリーニングのタイミングは使用頻度や普段のお手入れにもよりますが、3年~5年に1度が目安です。

長期保存のポイントは「通気性」

羽毛布団をオフシーズンに長期保存する場合に気を付けることは「通気性」です。湿気に十分に注意し、しっかりと乾燥させてから収納しましょう。

羽毛布団を日に干して乾燥させることはもちろんですが、保管場所の湿気対策も忘れずに。押し入れにしまう場合は、晴れた日にふすまや窓を開けて乾燥させ、乾燥材やスノコなどを使うとより効果的ですよ。