住まい

【地震が発生したら】自宅・乗り物の中・外出先別の身の守り方

地震が発生したときの身の守り方

2011年3月11日の東日本大震災からもうすぐ8年、最近では熊本地震や北海道胆振東部地震と、日本は地震列島といわれています。日本では、平均9年に1度の割合で1,000人以上の犠牲者が出ている地震が発生しています。

日本で安全な場所はどこにもありません。いつどこで地震に襲われるか分からないので、いざというときのために、地震が発生したときの心得を持っておくことが大切です。

リビング・寝室にいる場合

自宅にいる場合には、グラッときたらクッションや座布団などで頭を保護して大きな家具から離れ、頑丈なテーブルや机の下にもぐりましょう。

ただ、テーブルや机の下にみを隠すことが正しいとは限りません。古い家の場合は倒壊の恐れもあるため、原則は「転倒落下物の少ない閉じ込められない場所」への避難です。

トイレの中にいる場合

昔から「トイレは家の中でもっとも安全」といわれていますが、現在の家のつくりには当てはまりません。

昔の家のトイレは四方に太い柱がありましたが、現在はドアの密閉性が高くドアが変形して閉じ込められる恐れもあります。地震が発生したときにトイレの中にいたときには、すぐにドアを開けて安全ゾーンへ避難しましょう。

入浴中の場合

入浴中は裸なので、鏡や電球などが割れると大ケガをする危険性があります。グラッときたら、洗面器やお風呂の蓋などで頭を保護してすぐに浴室を出ます。

廊下や玄関などの安全な場所へ移動するときには足元にも注意が必要です。散乱したガラスなどでケガを避けるためにも、裸足で歩きまわらずにスリッパや靴下を履くようにしましょう。

車を運転中の場合

周囲の車が地震の発生に気付いていないことも考えられるため、慌ててスピードを落とすことは避け、周りの車にも注意を促しましょう。

ハザードランプを点灯させながら道路左側にゆっくりと停車させ、揺れが収まったらドアをロックせずに安全な所へ避難します。

車はエンジンを止めてサイドブレーキをかけ、キーはつけたままにしておきましょう。車には連絡先のメモを残し、車検証を持って避難するのがマナーです。

地下鉄や電車の中にいる場合

地下鉄の場合は震度5で停車しますが、トンネル内には高圧電線が走っていることもあるため、慌てて飛び出すのは危険です。

アミ棚からの落下物に注意し、手すりなどにつかまります。乗務員の指示に従い、冷静に行動するようにしましょう。

屋外・商業施設にいる場合

慌てて出口や階段へ向かわないようにします。エレベーターが動いていた場合でも、エレベーターでの避難は避けましょう。

映画館や劇場は通路が狭いために避難路が限定されます。揺れている間は、頭を保護してシートの下などに身を隠し、施設の係員の指示に従いましょう。

また、スーパーなどの場合は、ガラスの破損や落下物などの危険が考えられるので、買い物袋は置いて両手を自由に使えるように空け、頭を保護して太い柱などに身を寄せておきます。

エレベーター内にいる場合

揺れを感じたら、まず行き先の階全てのボタンを押して停止した階で降ります。万が一、閉じ込められてしまった場合は、設置されている緊急連絡ボタン(インターホン)で外部と連絡をとり、落ち着いて救助を待ちましょう。

地震が発生したときにすぐやるべきこと!

地震は突然発生するため、冷静に行動するのが難しいのは当然ですが、自分の身はまず自分で守るしかありません。グラッと揺れを感じたり、緊急速報メールを受信したときには、直ちに身を守る行動をとりましょう。

消火・火の始末を行う!

地震の発生で怖いのは火災です。揺れが小さいときには、まずは急いで火の始末を行います。しかし、揺れが大きい場合には身を守ることを優先しましょう。火は揺れが収まってから消します。

ガスの臭いがしたときには換気扇などは使わずに窓や出入り口を開けてガスの元栓を閉じてその場から離れ、近隣にも呼びかけましょう。

窓・戸を開けて出口を確保する!

地震で大きな揺れが起こると、ドアや窓が変形して開かなくなって閉じ込められるケースもあります。開けられる窓やドアは閉め切らずに、少し開けておきましょう。特に、マンションなどの集合住宅の場合は注意が必要です。

正しい情報を入手する!

地震が発生したときには、不安から噂やデマに振り回されがちです。まずは、ラジオやテレビなどから正しい情報を入手することが大切です。